皆さん、こんにちは。
中川です!
突然ですが、皆さんは空間づくりでどこに一番こだわっていますか?
玄関、リビング、ダイニング…… 見えるところももちろん大切です。
インテリアだと 色のバランス、使いやすさ——
収納だと 隠す、見せる——
でも実は、それ以上に私が注目しているのが“見えない場所”の在り方です。
無意識の暮らしのくせや人となり、その人の心が映し出されるのが空間づくりの面白いところです。
例えば、
1. 使い込まれた痕跡
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手に馴染んだ家具や器、長年使われている道具などがあると、住む人の歴史や愛着が感じられる。
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DIYや手直しの跡があることで、その人の暮らしへの関わり方が見える。
2. 物の選び方・配置の思想
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必要最小限のモノに囲まれたミニマルな暮らし → 省察的で静かな生き方
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アートや植物、本などに囲まれた空間 → 感性や好奇心を大切にしている姿勢
3. 生活動線の工夫
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家事がしやすい配置、自然な動線は“日々の生活を大切にしていること”の表れ。
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子どもやペットとの時間を優先している空間設計なども“誰とどう暮らすか”が見えてくる。
4. 音や光、香りへの配慮
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自然光の取り入れ方、照明のトーン、香りの選び方などから、“どんな時間を過ごしたいか”が感じられる。
5. 空間の余白や間(ま)
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あえて「何も置かない場所」を設けている場合、その人の思考の余白や心の静けさが反映されている。
6. 来客への心配り
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おもてなしの意識がある空間は、“他者との関係性を大切にしている”ことが伝わる。
そんな小さなディティールの中にこそ、住まう人のおもてなしの在り方が感じられます。
インテリアも、ただ美しくあるだけじゃなく、そこにいる人に感情を与えることが出来たとき、ようやく意味を持つのかもしれません。
収納も、「収納=片づけること」そう思われている方は少なくありませんが、私は、収納とは片づけの終点ではなく“暮らしが自然に回り出すはじまり”だと考えています。
インテリアも収納も含めた空間全体が、お客様にとっての心の落ち着く場所になりますように。
お客様の言葉にされない思いを探し、理想の形に出来るよう ARUS一同心を込めて全力でお手伝いさせていただきます。
中目黒ショールームでは、収納家具を実際に見て、触って、体感していただけますので是非一度お越しください。
きっと、あなたにぴったりの“収納”が見つかるはずです。
ご質問やコーディネートのご相談も、お気軽にスタッフまでどうぞ^^
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